後輩が入ってくる前に意識したいことを書く。
2014年入社の方の配属発表がされたようです。
後輩ができるかもしれない今、意識したいことを2点あげておこうと思います。
1)先取り現象を防ぐ
2)3つの”運”を意識する。
1)先取り現象を防ぐ
今の若年層に、何をするにもやる気が起きない人が多い理由として、言われることがあります。
それは、”情報爆発による先取り現象”。
「サラリーマンはみんな同じ服を着て、同じように満員電車に乗って、ストレスを抱えながら行きて行くんだよ」みたいなことを言う親もいれば、ドラマもある。割と普通に。
検索すれば職種ごとの平均年収や離職率もわかる時代。
自分で経験していないのに、
「サラリーマンになりたいです!」という人は少なければ、
「どうせサラリーマンなんて・・・」みたいな人が多くなってしまう。
情報が多いだけに、もうそのことを分かったつもりになって、どうせ駄目だ、そんなのつまらない。
と思ってしまう人も多くなってしまう。
実際は、会社によってなにもかも違うし、
”常識”と言われていることと違うことをしてこそ新たな価値が生まれます。
僕は新入社員に色んなことを教えたいし、自分が犯した過ちを防ぎ、自分以上に優秀と言われて欲しい。
でもそれは自分の経験を”正解(不正解)”だ、というように刷り込むことや、
この仕事は最高だ(つまらない)と洗脳することでは無い、ということを肝に命じたい。
教えるのでは無く、あくまで経験談を伝えるだけ。(最早伝える必要も無いかもしれない。道を踏み外しそうになった時だけ、”意見”を言うくらいで。)
決して、「若井さんが言うからあれは無理なんだろう」とか「若井さんに言われたからあれだけやっていよう」なんて思わせてはいけない。
それでは、こんなろくでも無い一応社会的に”先輩”と呼ばれる人のコピーにしかならない。
それは、会社に取っても、”先輩”(僕)にとっても、新入社員にとっても良く無いでしょう。
後輩の新たな風は遠慮せず堂々と吹かせるし、
仕事とは何か、この業界の本質とは?は自分で定義させる。
それでいて、”楽しい””やりがいがある”と活き活きと思わせる。
そんなことを意識したいです。
2)3つの運を意識する。
『人は3つの運を大事にしなきゃいけない』となんかの本に書いてありました。
1つ目、先輩に引き上げてもらうこと。
2つ目、仲間と切磋琢磨してお互いに成長すること。
3つ目、後輩に押し上げてもらうこと。
上記を僕は時として、当たり前のことだ、と思ってしまうことがあります。
ただ、その本によると、それらはあくまで”運”です。
「誰かのことを思って何かをする」ことも、どこかで見返りを求めた瞬間に嘘になってしまう。
献身には見返りを求めず、もし仮に見返りに値するようなことがなされれば、
「素晴らしい人と働けている」という”運”を感じるだけ。
あくまで自分のための献身であるというスタンス、
言い換えると、”素晴らしい人と働けている運”に対する感謝の気持ちを忘れないスタンスで働いていきたいと思います。
明日からまた頑張るぞー!
おやすみなさい♪