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アートに生きる - TORIHADA取締役のブログ

【TORIHADA社内向け】自信を持つために

"自信"をgoogleで調べると⦅自分の価値・能力を信ずること。自己を信頼する心。⦆だそうだ。

 

「自分を信じる」ということだ。

 

僕の"自信"の定義はもう一つある。それは、

「自(おの)ずと信じられる」ということ。

 

自信を持とうと思う時は大体自信を無くしている。
そんな時に、自信を持とう、と自分に唱えても、大抵意味が無い。

自信を無くすことが無いように、自ずと信じられる状態、勝手に自信を持っている状態を保つことが重要だ。

今自信を持っているのであれば、その状態をキープする努力が先手力である。

 

では、自分を「自ずと信じられる」状態を作るためにどうすればいいか。

 

能力とは、情報・スキル・経験による瞬発力や判断力のことだと、僕は考えている。
インプット、練習、アウトプット、それぞれの量と質である。

その能力が、比較対象と相対的に優っていると感じられる時、人は「自ずと信じられる」のでは無いだろうか。

 

具体的な例として、僕が一番尊敬した先生に「先生は大学にはかなり出席されたんですか?」と聞いたら「可能な限り行きませんでした。大学の教授より本を読んでいたので。学びがありませんでした。」と言っていた。

 

彼は情報において、大学教授と自分を天秤にかけたのだ。

 

つまり、
ベンチマークする人よりも情報で武装
ベンチマークする人よりもスキルを磨き
ベンチマークする人よりも経験をする
ことができれば、理論的には自信が持てるはずである。

 

逆に言えば、自信が無いなら、インプット・練習・アウトプットをより繰り返すしか無い。

 

最後に、ビジネスにおいてポイントとなる2つのことに触れて終わりにする。

 

一つ目は、このベンチマークは日々変わる、ということである。

今のTORIHADAの目線は個人ベースでは、サイバーの同期だったり、大学の友達だったり、経営者仲間だと思う。

ただ、僕たちが真の意味でTORIHADAに向き合うなら、イーロンマスクや孫さん、ビートルズやウォルトディズニーとでさえ目線を合わせ、更にオリジナリティを模索しなければならないと思っている。

黎明期の今だから通用することは、僕たちが成長した先のステージでは通用しなくなることに自覚的でなければならない。

常にベンチマークを先に据えて「自ずと信じられる」準備をする必要がある。

それを日頃からしていないと、環境が変わっていることに気付いた時には、時すでに遅し。
自信の無い日々に突入することを自覚せよ。

 

次に、一人一人には限界があるということだ。

例えば時間という制限はみんな均一で24時間だ。

今から一日24時間を仮に5年くらい頑張って、孫さんに情報・スキル・経験で追いつけるだろうか。

それは不可能だ、ということを真面目に受け止めるべきだ。

ではどうするべきか。

それは集合知で戦うしか無い、というのが僕の結論であり、ランチェスター戦略の基礎である。

TORIHADAは幸いにして、採用へのプライドを持ち、実際の従業員の志の大きさやダイバーシティは強みになっていると思う。

僕たち全員の個性の爆発を掛け算によって倍化する、そのシナジーを大きくして、なんとかショートカットするしか、孫さんと戦える方法はない。

もちろん、ソフトバンクの方が大きなチームだが、集中した業界や狙う事業においては数的優位も作れるはずだ。

 

以上まとめると、自信を持つためには、常に個人が意識的に視座を高め、インプットを怠らず、圧倒的に努力し、チャレンジして経験を買うことが重要だ。

そして、その個人がチームワークの重要性を認識し、グループシナジーを最大化していくこと。

それによってチームの成員が、更に"自信"をもつこと。

その繰り返しで僕たちは自信を持て、強くなる。

 

と書きつつ、実際には、自信を持つことは凄く難しいこと。