TOKYO DOCANを卒業しました
TOKYO DOCAN
TOKYO DOCANに参加してきました
東京都主催のイベント、アイデアの発想から事業化までを体験できるTOKYO DOCANに参加してきました。
今日が最終回で卒業だったのですが、参加して良かったことを赤裸々にまとめてみたいと思います。
その前に・・・
Startup Hub Tokyo(スタートアップハブ東京)の紹介
創業・起業をより身近なものに
Startup Hub Tokyoでは、起業を具体的に準備している人から、まだ検討段階の人まで、「これから起業しよう!」という思いを持っている人を手厚くサポートする施設です。
僕はTOKYO DOCANでStartup Hub Tokyoを知り、それから初めて利用するようになりましたが、今年オープンしたばかりのめちゃくちゃ良い施設です。
丸の内に有ってアクセスも良いですし、起業を検討している人はメンバー登録をすれば自由に作業・会議スペースとして利用できます。
また、イベントや相談会も無料で開催していたり、起業コンシェルジュに常に相談できる環境で、まさに起業を検討し始めたくらいの人にはうってつけです。
無料っていうのが凄いですよね・・・。
東京都は起業の強力なスポンサー・サポーターです。
TOKYO DOCANの学び
結論から言うと、凄く学びが大きく楽しかったので、先生の長井さん(タクトピア)、運営の大島さん(ハナラボ)、好評の合田さん(01Booster)に心から感謝しています。
- 全6回の講義でMIT式の事業化のスキームが学べた
- 起業を検討している方々との繋がりを持てた
- 一般観覧者の方も含めると50名弱の方の前でピッチをする体験ができた
- マインドの部分でかなり勇気や注意点を頂けた
全6回の講義でMIT式の事業化スキームが学べた
会社で考える新規事業は会社のリソースや戦略を前提として企画をしますが、自分のLove&Hateから事業を考えるため、"自分が何ものか"を見つめる機会になりました。
その他にも、ブレスト、プロトタイピング、ビジネスモデル整理の方法など、しっかり身につけることができました。
人によっては「知ってるよ」っていう内容もあったかもしれませんが、僕にとっては一つ一つが凄く勉強になりました。
大切なのは"実行"だと思うので、今後しっかり動いていきたいと思います。
起業を検討している方々との繋がりを持てた
起業を検討している、とかっていう話をすると、基本的には懐疑的な態度で、厳しいご意見を頂くことが凄く多かったです。
それはそれで重要ですし、凄くありがたいですが、そればかりだと前を向いて歩くことが怖くなります・・・。
一方で、起業を検討している方々は凄く前向きなご意見を頂ける上、インタビューにも快く応じてくれるので、"同志ができる"メリットは凄く大きいなと感じました。
更に、合田さんに「プロフェッショナルは分野を細分化しがち。横で組めないのか考えよう。アメリカでは協力は可能な限りする前提だよ。」とおっしゃって頂きました。確かに、分野や可能性を必要以上に狭くする必要はないと思いますし、メンバー同士の掛け算で想像もしていなかった価値が生まれる可能性があります。
そういった意味でも"仲間"ができたメリットは凄く大きかったと感じています。
本当に感謝しています。今後も大切にしていければいいなあと思っています。
一般観覧者の方も含めると50名弱の方の前でピッチをする体験ができた
リアルな投資検討の場では無かったものの、僕は上がり症なので、シンプルにピッチの経験ができてよかったです。
また、今回ピッチを含めた全6回の講義にしっかりコミットできたことで、自分で決めたことをやり切る経験が一つできたのも、自信になりました。
小さいことですし、当たり前ですが、前回のブログにも書いた通り、その積み上げが大事だと思っています。
マインドの部分でかなり勇気や注意点を頂けた
これも大きかったです。沢山ありましたが、特に、
- Startupの運命を決める要素で一番大きいのはチーム、次にエグゼキューションが大事。アイディアはそこまで大きいものではない。(長井さん)
- Control your destiny. Create your own job.(長井さん)
- CyberAgentやリクルート出身の起業家は危険。何故なら周囲の期待や自信と現実の乖離が大きいと、潰れやすい(合田さん)
といったアドバイスは滅茶苦茶刺さりました。
しっかりと胸に留めて、自尊心を捨て、貪欲に学び、愚直に行動していきたいと思います。
まとめ
長くなりましたが、TOKYO DOCANは「起業を検討しようかな」っていう人や、「将来何をしていこうかな」っていうに凄く良いと思います。
ただ、あくまでも0の状態から事業化をするスキームを考えるため、既に事業プランが明確だったり、もう事業化やビジネスのスキームをある程度理解していて、実践している方にはちょっと基礎的すぎるかもしれません。
僕は完全に前者だったため、心から参加して良かったです。
第三回があるかは分かりませんが、もし検討されている方やキャリアプランに悩んでいる方にはばっちりお薦めです。
僕はTOKYO DOCANは卒業しましたが、今後もStartup Hub Tokyoは利用させて頂こうと思います^^
ロープレを本気でやらない人
受注クエスト実施中
CyberAgentの営業系の部署では、"受注クエスト"という制度があったりします。
受注クエスト="新人向けのロープレ大会"です。
僕も今、部署の新人向けにこれを企画させてもらい、最近入社した三名に受けてもらっています。
どんなものかというと、
- ①プロダクト概要 ②ヒアリング ③提案 の3段階で構成
- 段階毎に先輩社員に時間をもらい、クリアして初めて次の段階に進める
- 資料は自由(先輩社員にもらっても自分で作ってもなんでもOK)
- いつでも先輩社員の時間を抑えて良い
- 一番早く提案までクリアした人+トレーナーにご褒美
という感じで、
- 基本的な知識や考え方、営業スキルの体得
- 複数の先輩社員と話すことで偏りをなくす
- 相談できる先輩社員を増やす
あたりを目的にしています。
僕も新卒の頃配属された部署で同じようなロープレがあり、同期4人と競争しました。
ブログのタイトル、『ロープレを本気でやらない人』というのは、情けないですが正に当時の僕でした。
良い機会なので自戒のために振り返ってみたいと思います。
結果どうだったか
僕は同期の中で情けないことに一番最後にクリアしました。
受注クエストがビリなこと自体は当時正直悔しくありませんでした。
「なんか良くわかんなかったし、みんな俺には採点が厳しかっただけだろ」
くらいに思っていました。笑
その後どうなったかと言うと、僕は同期4人の中で昇格が一番遅く、社内の表彰も一番少なかったです。
それでも、サイバーエージェントは優しくて、責任ある仕事を任せてもらいましたが、僕は実力もなく、任せてもらったことで尽く成果が出せず、めちゃくちゃ悔しい日々でした。
逆に一番はやくクリアした同期は、表彰もバンバンされて1年目で事業責任者に抜擢され、二年目すぐとかでマネージャーになりました。
そんな同期の躍進に拍手を送りながらも、心の中では悔しくて泣いていたのでした。
何故本気でやらなかったのか
「本気のつもりだったけどもっとできた」って感じの方が近いかもしれません。
何故そうなってしまったかというと、
- ちゃんと理解して、資料含め完璧な状態でクリアしたかった
- 先輩社員に全然駄目なところを見せるのが嫌だった
- 仮に負けたとしても通常の営業では何故か勝てる自信があった
この辺が理由だった気がします。
今の僕から当時の僕にアドバイス
今になって振り返ると当時の僕は本当に子供だったなーと恥ずかしくなります。
もしタイムマシンがあるなら戻って当時の僕に伝えてやりたい事は以下です。
"決めたことをやる力"を意識する
先輩社員は大体忙しかったり、頭の回転が早かったり、細かく意図を説明せずに指示することが多いです。
ただ、その指示は色んな意味があったりするので、とりあえず誰よりも早く応える、っていうのが成長への近道だったりします。
また、単に成長できるだけではなく、先輩社員から「任せたことはちゃんとやってくれる人だ」って思われるようになります。
それによって、どんどんチャレンジングな環境を与えられるので、成長角度がギュンギュン上がって、仕事も楽しくなります。
逆に「これをやろう!」って決めてるのに、「しれっとやらないでいいや」、とかだと全く信頼されないので、大した仕事が来なくなります。
他の人と同じように見られるだけだったらいいんですが、大体みんな頑張っているので、ほとんどの場合自分だけ取り残される感じになります。
「やらなくていいや」とか「やる意味あるの?」とか思ったら、むしろはっきりと「やる意味がわからないのでやりません」って言った方がベター。
優しい人にとことんやる意義を説明してもらいましょう。
納得していなかったとしても「一番早くクリアできるように頑張って」って言われて、「はい」って言った時点で、"決めたことをやる力"が周りから無意識に測られ始めてしまいます。
一人でできることなんて無い
僕は「会社の冠が無くなった時、世の中に価値を生み出せるのか」ということを考えた時、結論「何にも生み出せないな」と心底思いました。
他の人に協力してもらわないと何にもできない赤ちゃんです。
でもこれは冷静に考えると、会社の中で考えても同じなんですよね。
代理店の皆様、お客様、エンジニア、デザイナー、プロマネ、etc・・・
当時は勘違いして一人で一生懸命考えていましたが、色んな人にもっともっと図々しく嫌われるくらい時間もらって、理解できるまでとことん教えてもらったり、何回もテストしてもらうべきでした。
自分一人でできるって勘違いしていることの何が悪いかというと、それだとビジネスのスピードについていけないっていうことです。
逆に言うと、色んな人に教えてもらえる・助けてもらえる人程、仕事が早いのは明白です。
しかも仕事ができる人はみんなそれを知っているので、しつこいと嫌われるどころか、意外と可愛がってくれる気がします。
結局プライドが高すぎる!
僕の場合は結局のところ「俺はきっとできるやつ♪」みたいな痛すぎる自尊心が強すぎて、恥をかいたり、否定されることが怖かったんだと思います。
謙虚さが足りなかった。
これは正直改善できるまでかなり時間がかかってしまいました。
失敗して悔しい思いを沢山したり、謙虚になれと怒られたり、謙虚で吸収の早い「どうやっても勝てないな」って思える人に出会えたり、一人じゃなんにもできない自覚を持てたり・・・を繰り返し、自尊心を捨てて動いた時の成功体験を運良く積めたことで、無くなっていったかなと思います。
自分が赤ちゃんだと思うと、かっこ悪いところとか見せてもなんとも思わないし、失敗しても当たり前と思えるので、どんどんチャレンジできるのでおすすめです。笑
結局みんなに馬鹿だと思われていたって、恥をかきまくったって、チームの力や環境を活かして成果が出せたり何か生み出せる人がかっこいいと今では思ってます。
自分に言い聞かせる
今Dynalystで受注クエストをやっている人はプライドがアホみたいに高かったりっていう人もいなければ、謙虚で愚直な人が多いので、上記アドバイスは当てはまりません。
もし読んでくれていたら僕を反面教師として状態チェックをしてもらえればと思います。
まとめてみると、過去自分が駄目駄目だったにも関わらず、上手く"トレーナー"できていないなぁと今反省。。。
更にまだまだ自尊心も強いですし、自分だけでできることもあるって心のどっかで調子に乗っているし、決めたことをやる力もまだまだ弱いです。
それをしっかり受け止めてもっともっと愚直に頑張っていきたいと思います。
「音の銀行」の"オーディオブック"マーケット
僕は今、"DJ時代の経験や感じたこと"と"サイバーエージェントでのITの経験"を活かし、音楽×ITで何か新しい価値を社会に創造していけないかと模索しています。
その文脈で、前回のクレオフーガさんについて調べたブログに続き、株式会社オトバンクさんのビジネスモデルについて調べてみました。
「音の銀行」
株式会社オトバンクさんは、オーディオブックの制作と販売をされている会社です。
最近僕もpodcastは満員電車の中とかでたまに使っています。
画面を見ることも無く、聞き流しておくだけで情報が入ってくるので、凄く便利に感じています。
podcastはコンテンツボリュームが軽めですぐ聞き終わるものが多いので、オーディオブックも今後使ってみようと思います。
芥川賞もオーディオブックで"聴ける" - FeBe(フィービー)
ビジネスモデル
オトバンクさんのメインサービスはFeBeというオーディオブックのプラットフォームです。
オーディオブックを作って売るという一見シンプルなビジネスですが、下記図示したとおり、"権利ビジネス"の色が強く、実際には苦労がかなり多そうです。
まず、著作者(作家)から音声化の権利を委託してもらうことから始まり、出版社等にも権利交渉を行って、やっとオーディオブック化する流れになっています。
営業面では、音声化することの運用益の話とセキュリティ面(音声データを勝手にYoutube等にアップされないか)がポイントになるのかなと思います。
制作・編集も仕組み化はできるとはいえ骨が折れそうです。
特に小説については、もちろん登場人物によって声が違うだけではなく、モノによってはBGMや環境音が所々入っていたりするので、他ジャンルと比較しても制作コストは高くなると思います。
ちなみに、実際の価格感はというと・・・
▼小説(複数人が登場)
- 8時間54分『謎解きはディナーのあとで』:1,620円(文庫本だと689円)
- 9時間42分『月光ゲーム―Yの悲劇’88』:1,296円(文庫本だと799円)
▼ビジネス(一人が読む)
- 8時間16分『ゼロ・トゥ・ワン』:1,728円(文庫本だと1,728円)
- 2時間43分『1時間でわかるビットコイン入門』:1,080円(文庫本だと1,080円)
と、ピンきりではあるものの、ビジネス本の方は文庫本と価格がほぼ同じだったりしてます。
また、
とか、文庫本よりかなり高いものもあります。
ナレーターが出版社から指定されていてコストがかかるとかなんでしょうか。
こういった例外を除くと、大体のコンテンツが文庫本とほぼ変わらない価格〜文庫本×200%くらいの価格で販売されています。
もちろん1から出版するよりは全然コストはかからないと思うので、どのくらいの利益が出るモデルなのか気になる所です。
その他事業
FeBe以外にも、①書籍紹介メディアや書籍プロモーション事業、②ブックマーケティング事業も手がけられています。
- 書籍をメディアで紹介したり、プロモーションのサポートをするかわりに、音声化権をもらうケース
- 企業のマーケティングの一貫で書籍化を提案・実現し、その書籍の音声化権をもらうケース
もあるんでしょうか。
今後の展開
商品の拡充を図っていくのはもちろんだと思いますが、
オトバンク上田渉氏が作る、オーディオブックによる「究極のバリアフリー」な世界【連載:みんなのシビックデザイン】 - エンジニアtype
この記事にもある通り、立体音響技術を使った音の没入感や"オーディオブックならではの表現"を突き詰められて、凄く面白いコンテンツができていくんだろうなと思っています。
究極のバリアフリーの達成
オトバンクさんの企業理念の一つに、「目が不自由な人たちへのバリアフリー」があるんですが、僕のおばあちゃんは両目が見えません。
おばあちゃんは失明してから点字を覚えましたが、目が見えなくなったばかりの点字が使えない方には凄く良いサービスですよね・・・!
"音"の事業に取り組まれている点と目指す社会性・企業理念がめちゃくちゃかっこいいなと思います。
本ブログ最後になりますが、6月29日(木)の19時から会長の上田さんが登壇されるイベントがあるので、行ってきてお話を聞いてきます^^
ではまたmm
ピクト図解 - "音楽クリエイターの未来を創る"会社
"音楽クリエイターの未来を創る"会社をピクト図解
ピクト図解を勉強
今回はマネタイズ・ビジネスモデルの勉強で、タクトピア株式会社の長井さんにご紹介頂いた『ピクト図解』を読んでみました、っていうログです。
デキるビジネスパーソンに必要な「儲けるしくみ」設計力が身につく!
ということで、
- 図解してビジネスモデルを理解する
- ビジネスモデルを応用・発想する
- 風呂敷を畳む
の三段階で、著者の板橋さんが考案されたピクト図解の活用方法を解説されています。
実際に読んでいると、すっきり整理できるので、ふと目についた企業・サービスのビジネスモデルを考えるのが楽しくなります。
"音楽クリエイターの未来を創る"会社
そのピクト図解を使って、最近知った株式会社クレオフーガ / Creofuga, Inc.さんのビジネスモデルを整理してみました。
クレオフーガさんは
- 音楽共有サービスの『クレオフーガ』
- 音素材販売の『オーディオストック』
の2つのサービス+αを運営されています。
作曲コンテスト・コンペ開催 - 音楽コンテストサービスCREOFUGA[クレオフーガ]
こちらは、日本版のSoundCloudという感じの、作家が自由に楽曲をアップできるプラットフォーム。
違う点として、作曲コンテスト・コンペを開催されています。
作家からすると、自分の作品ポートフォリオの整理の場として使えるだけではなく、自分の音楽の力を試す機会になりますね。
感覚的にですが、まだSoundCloudのように一般ユーザーが音を掘る場所にまではなっていない気します。
コンテストの色を強めるためにわざとそこまで広めようとはしていないのかな?
いずれにせよ今後に注目したいです。
著作権フリーBGM/効果音の音楽素材 - 「オーディオストック」
こちらは、音源購入プラットフォームです。
ターゲットを個人、映像制作者、ゲーム開発者とされていて、今後リッチ化の進むスマホコンテンツの波に合わせていらっしゃる印象です。
作家からすると、
- 音源登録
- 受託制作
- コンペ
とお金を稼ぐ術が用意されており、販売価格の40%〜60%が作家に支払われるようです。
(まず40%から始まり、作家の評価により上がっていく仕組み)
コンペは競争率的にかなり期待値が低そうで、受託はこのプラットフォーム上である程度信頼が無いと来なそうなので、登録音源の方で如何に使ってもらえるかがポイントになりそうです。
面白かったのは、アマナイメージズとUnity Asset Storeに楽曲提供しており、各プラットフォームで売れた分についても支払われる点。
単純にリーチが増えるだけではなく、海外で売れる可能性が生まれるので作家には嬉しいですね。
事業の本質?その他事業
その他事業として、アプリの開発もされていました。
僕が思うには、こういった事業こそ今後狙っていきたい部分なのかな、ということ。
何故ならクレオフーガさんは、無数の楽曲在庫が有り、アーティスト・作家の登録数も国内随一を誇っているからです。
このリソースを使った事業、例えば、
- コンピレーションアルバムの発売
- 素人版AWA
- Nana Music(音楽でつながるコミュニティアプリ nana)のようなコミュニティ
- 音楽アーティスト版リクナビ
とか思いつきで上げただけですが、儲かる儲からないは別として、できそうなことは色々ありそうです。
今後も注目していきたいと思います。
長くなってしまいましたが、一度図解すると、その後パズルのように事業発想ができて楽しいです。
今後も気になる企業はピクト図解して、ビジネスモデルを考えてみたいと思います。
ブログ移転と28歳に向けた意識改革
ブログを移転しました。
ブログ名も
Create × Wave
アートに生きる - 若井映亮のブログ
に変えました。
Create × Waveについては、今準備しているサービスの名前の由来です。
このサービスについてはまた別途紹介させて頂きたいと思います。
アートに生きる
と言いつつ、僕自身全くアートな才能はありません。
ただ、
"既存市場のシェアをただ奪うだけの仕事"
だけではなく、
"新しい価値を生むモノづくり"
を今後の働き方の色として強めていきたいと思っているので、
その意志表示として「アートに生きる」というタイトルにしてみました。
例えば、
音楽アーティストが音楽をリリースするとき、
芸術家が絵を書いているとき、
「あのライバルアーティスト・芸術家の作品よ!売れなくなれ!その分この曲・絵売れてくれー!」
なんて考えてないと思うんですよね。笑
自分が表現したい世界観や伝えたいことを
"どう表現すれば伝えられるのか"を、必っ死に考えて創っている
んだと思います。
僕も負けずに
誰のために、何を作って、どう届けるのか
を日々必死に考えて、ビジネスマンとして成長したいと思います。
そして、もっともっと面白い人生を歩んでいくぞー!
というわけで、
アートに生きる
というのを28歳の抱負にしていきたいと思います^^
単に今までが全然だめでしたっていう内容でした(苦)が、お読み頂きありがとうございました。
Dynalystが最優秀ベストプロダクト賞!!
昨日4月8日、半期に一度のCyberagent総会で、
Dynalystが最優秀ベストプロダクト賞を受賞しました!!!
本当に嬉しくて泣きました!
高校サッカー時代に国学院久我山に勝った時以来の嬉し泣き!
振り返ると、これまでのCyberagent人生は、沢山のチャンスを頂いていながらも、総会の表彰などとは無縁な成果しか出してこれませんでした。
むしろ、かなりの責任を任せて頂いた子会社の立ち上げでは、失敗や挫折の連続で、その会社を窮地に追い込んでしまいました。
そのため、当時は悔しいとか、肩身が狭いとか、どころか、
常に誰かに後ろ指を指されているような、活躍している人と話す権利も無いような、
そんな気持ちでした。
挙げ句の果てには、逃げ出すような形で異動することになりました。
去年の7月1日にDynalystに異動になり、Dynalyst for Gamesの担当になりました。
(今思えばそんな奴を快く迎え入れてくれたDynalytチームの皆様に心から感謝しています。)
ちょうどDynalystが急拡大するタイミングでした。
そして昨日、Dynalystがベストプロダクト賞にノミネートされ、Dynalystの文字がビジョンに映し出されていることに、感極まる程に興奮しました。
個人としても改めてCyberagentの一員になれたような、言葉にできない気持ちで一杯になりました。
とにかく、本当に最高な気持ちでした。
(正直興奮しすぎて児玉さんが何を話していたかあんまり覚えていない・・・。笑)
こんな素晴らしい経験をさせて頂いている、Cyberagent、Team Dynalyst、Global Business Unit、各代理店、そしてお客様に、心から感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。
Dynalystが受賞して最高に喜んでいる僕ですが、
まだまだ組織にもお客様にも貢献度が低いことを痛感しています。
今半期は、より一層貢献できるよう、いつでもなんでもやる所存です。
Dynalystの更なる大きなチャレンジ、気合いを入れて頑張ります
Today is the youngest day of your life
久々のブログ更新です!意識変えなきゃなと思ったので、ブログにします。
僕は今サーバーエージェントアドテク本部で、海外技術研究ゼミというゼミに入っており、湊ゼミ長のもとで、勉強させて頂いています。
今日は、Masaki Hatanoさんをお招きして、広告の歴史や海外スタートアップに関する講義をして頂きました。
↓まささんのブログ
僕の性格上、すぐ勉強した気になってしまい偉そうに、後輩や友人に「広告の未来は~」とか言い出しちゃうんですが(まじ恥ずかし)、ちゃんと本当に人生を尽くして勉強されている方に直接お話を伺うと、「飛んだお花畑な馬鹿野郎だな」と反省しています。
お話を伺っている最中最早わくわく感を覚えてしまう。「俺より知ってるな」みたいな悔しさを覚えないという病気加減。汗
目の前のことを頑張りつつも、視野を広げた勉強や人脈作り(直接先輩方にお話を伺える環境づくり)は必死でしないと、本当にビジネスの世界から置いてかれてしまうと痛切に感じました。
なぜこんなに差が出るのか。
と考えた時に、一番大きいのかを考えた時に、
「自ら良い物を考えて・創って、世の中を良くする。誰かを幸せにする。」
という発想が僕は弱いからなんじゃないかと思いました。
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『Give,Give & Give』
これは本人が言っていたわけではないけど、僕が感じた事。
彼の精神にはこれが自然とあるんじゃないかなと思う。どうやったら周りの皆んな(動物含め)をhappyに出来るか?その辺を考え抜いているというか、自然にしている気がする、そして何の見返りも期待せずにGiveしていく。
(まささんのブログから引用)
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「サイバーエージェントの子会社で、経営者のつもりで働いてます!」
とか言ってますが、所詮「誰かを幸せにする」みたいな視点より、
「如何に成果を出せるか」だったり、
もっというと
「如何に評価されるか」を意識してしまっているんだと思う。
結果的に、アンテナもはれなくなって、自分のサービスにこだわりや誇りもなくなって、期待値を超えるような成果も出せない。
いくら長い時間働いた所で。
ましてや、「誰かを幸せにする」「世の中を良くする」ことなんてできない。
これからは、足元売上ガンバる!みたいな部分は義務としてやりつつ、世の中にどうすれば還元できるかも真摯に考えていかなきゃいこうと思います!
Today is the youngest day of your life!
というまささんに頂いた言葉をしっかり噛み締めて頑張り直す!